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土壌、植物、肥料

農業分析

信頼性の高い土壌・植物・肥料分析のための高度な自動化ソリューション

土壌肥沃度の管理は、作物生産を最適化し、余分な肥料の流出や溶出による汚染から環境を守るために、ますます重要になっています。

信頼性の高い土壌、植物、肥料の検査に対する要求の高まりにより、設備の整った試験機関による農家への迅速な対応が求められています。Skalar 社は 30 年以上にわたって、土壌、植物、肥料のさまざまな分析を自動化するための高性能な分析装置を開発してきました。これらの分析装置はすべて、正確で迅速かつ経済的な結果をもたらします。

土壌、植物、肥料分析のための自動化ソリューション

SAN++®シリーズ分析装置は、数多くの試料を処理することができ、労力と試薬コストを節約し、精度を向上させ、試験機関の応答時間を短縮します。土壌、植物、肥料の試料は、実証済みの分析メソッドに従って分析されます。フレキシブルなモジュール設計で、どのようなラボのニーズにも対応できるように構成できます。1~2 のパラメータの小規模なワークロードだけでなく、1日 500 試料という大規模なワークロードにも対応できます。最大 16 のパラメータを同時に分析できる他、必要に応じ 4 つの異なる試料マトリックスを一度に導入できます。

SAN++® Advanced continuous flow analyzer

特徴

  • 各試料の抽出および分解に最適
  • 繁忙期の分析能力拡張を可能とする夜間無人運転
  • 結果はppm、ミリ当量、g/kgなど必要な濃度単位で表示
  • 複数の抽出物を同時に処理可能

パラメータ

  • アルミニウム
  • アンモニア
  • 重炭酸塩
  • ホウ素
  • カルシウム
  • 炭水化物
  • 炭素
  • 炭酸塩
  • 塩化物
  • 溶存有機炭素
  • グルコース
  • 硫化水素
  • 鉄 II + III
  • 鉄(合計)
  • マグネシウム
  • マンガン
  • 硝酸塩+亜硝酸塩
  • 窒素
  • ペクチン
  • フェノール
  • リン酸塩
  • タンパク質
  • 還元糖
  • ケイ酸塩
  • ナトリウム/カリウム
  • デンプン
  • 硫酸塩
  • 硫化物
  • 尿素
  • 亜鉛

PRIMACS™ SNC-100は、土壌中の炭素と窒素の濃度(C/N比)を自動分析します。窒素は植物の発育に必要な主要要素であり、炭素は土壌の構造維持に不可欠であるため、これは重要です。PRIMACS ™ SNC-100 には、100 ポジションのオートサンプラーが内蔵されています。高温燃焼を利用して、窒素(N)、タンパク質、全炭素(TC)、全元素炭素(TEC)、全無機炭素(TIC)、全有機炭素(TOC)の分析結果を迅速、効率的、かつ正確に 1 台で提供します。

PRIMACS™ SNC-100 - ceramic crucibles

特徴

  • TC、TIC、TEC、TOCおよびN/タンパク質の分析
  • 再利用可能なセラミックるつぼ
  • 独自の垂直試料導入システム
  • 自動天秤連動
  • 迅速で環境負荷の低い分析
  • 100 ポジションのオートサンプラー

SP2000 シリーズは、毎日大量の土壌試料を処理できます。土壌 pH は、土壌の品質を向上させるための情報を提供し、作物の生産量増加やコスト削減につながります。土壌の pH 分析に加え、電気伝導度(EC)測定も同時に行うことができます。分析手順は常にお客様の方法論に合わせることが可能で、自動手順の各ステップは、例えば攪拌時間や添加する抽出溶液の量など、ユーザーが自由に設定できます。

SP2000 p H soil
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pH / EC分析

Skalar のロボティックアナライザーは、粘土分画の測定の他、ISO 11277 に準拠した長時間の粒度分布分析手順の試料調製を自動化できます。この手順では、非常に正確なタイミングで進める必要がありますが、これは人間の操作者が行うよりもアナライザーが行う方がはるかに簡単です。

炭酸塩と有機物を自動的に除去するSP50 ロボット

SP50 - sample preparation
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粒度分布分析

粘土分画の測定を自動化する SP2000 ロボット

SP2000 - Particle size distribution analysis
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粒度分布分析
Fertilizer analysis

土壌・植物・肥料分析用分析装置

Skalar社では、あらゆる農業試験機関に対応する革新的な土壌・植物・肥料向け自動分析装置を幅広く取り揃えています。